忘却のスイッチ
九つの愛は囀り
そして庭師が言いました
血錆びるナイフ
異様に煌くこの足を 海へ
ばら色の頬の雌鹿
照明の証明する正銘
おまえの欲が過ぎたから
うそつき、降板
春の窓辺に君は伏す
閉幕はすぐそこ