若草色の鋏
うながされるままに
グレイの猫がお似合いです
食すには遅すぎて、
捨てるには愛ですぎた。
たなびく溜め息
あの人さえ私を忘れたら
狭い視界と端々の嘘
ブルーベリーシフォンの罠
蒼い頬の午後
きみの虜になりたかった